地方議会での会派は必要か?考えてみた

地方議会での会派は必要か? 考えてみた
議員になって欲しくない人 も考えた

日本全国…
ほとんどの地方議会には会派が存在し、同じ方向性を持つ(?)議員達が集まり会派を結成しています。
個々の議会では議員数も国会と違って少なく、質問の時間も十分に取れ、地域住民本位のより細かい議論を闘わせることが可能なはずです。

疑問なのは、どうして会派を作るのでしょうか。

会派結成の目的は?
そこで、議員側のメリットと執行部側のメリットについて考えてみました。

・議員側のメリット

1. 会派で調査、研究、議論が行われ議員の資質向上に役立つとされている。
現在のような議員の劣化に歯止めがかからない状況で果たしてどれだけ期待が持てるでしょうか。怪しいものです。

2. 執行部側に対し質問の回数が減る。また、全くしなくても済む事が可能。
本来は議員一人一人がする議論の機会を少なくすることが出来て、議員、執行部にとっても好都合で楽になります。

3. 『役職やお金』を期待できる。
正副議長選出、委員会などでの重要なポストを得やすくなります。
派閥、会派本来の成り立ちは『役職やお金』を期待できるところから始まったと言われています。

議長、会派長には様々な役得があるのでしょう。


・執行部側のメリット

1. 会派単位で対応が出来、執行部にとって効率的である。
本来議員は是々非々で臨むべきで、質問を避ければ議員としての資格はないはずです。

2. 最大会派を執行部側に引き込み、与党化すれば議会の運営は専制化できる。
議論が蔑ろにされ、議会は執行部の思いのままとなり市民の様々な要望が顧みられなくなり、長の横暴は際限のないものとなってしまいます。
ここでも『役職やお金』が動く可能性が大きいと思われ、その結果、議員たちは執行部の言いなりとなるのではと心配を拭えません。

他の街の出来事と思わないで、わが街でも既に起きている事なのです。


・誰のための会派か・・・ 必要ないのでは?

会派のメリットは誰のためのものか考えると議会内部での権力争いであり、 議員のよりよいポスト獲得のためで、住民本位には全くなっていません。議員は誰のために働いているのか、誰から給料を貰っているのか思い出して欲しいところです。

政治は社会を良くするためにあるのです!
議員が議論の場を忌避するようでは、多くの議員の存在は不要です。
住民のための議論がなおざりとなれば、住民と議会の距離は遠のきます。

会派など作らず、議員一人一人、執行部におもねることなく街を良くするために最大限の努力をし、議論を尽くすべきです。

議員に相応しくない人 とは?

1. 政治哲学や倫理観もなく、お金もない人
言は人の心を打たず、懐に入れる物だけを大切にする

2. 街の声に耳を傾けず、私利私欲に奔る人
政治で金儲けをしようと企む

3.正業を持たない人
生活のためだけに政治を利用し、金目に近づく

4. 公共心・公徳心の無い人
公約を平気で破る
平気で嘘をつき、デマを流す

5. 政治を代々、生業としようとする人
制度を変えなければ不可能

6. 私人と公人を都合よく使い分ける人
政治家には一般人より高い倫理観が求められます。グレーゾーンでも法律に違反していないから潔白という言い訳に市民は怒らないとダメです。


議員の劣化が甚だしい今日、彼らには普通に住民本位の政治を行ってくれと望んでも無理かも知れません。ですから、議員定数の削減が喫緊の課題でしょう。(議員をボランティア・時間給・夜間議会にし、本当に市の将来を思っている市民を議員に選ぶと言う選択肢もあります。)

議員定数が減れば、議員は必ず質問しなければならず、そのためには勉強もしなければなりません。お粗末な議員は目立ちますので恥ずかしい様を晒すことは出来ないでしょう。会派の必要性も無くなります。

地域住民は自分達の選んだ議員が期待通りの働きをしているか、注視する義務があります。
会派に所属する事は住民のためではなく、議員と執行部の利益になるだけです。
住民は、得をするのは誰かよく考えて行動し発言しましょう。


会派は不要、相応しくない議員は退場!