日本国は何処へ

今の日本の状況を見ていると、本当に政治家や官僚は日本国民のために働こうと思っているのか甚だ疑わしく思えて腹立たしい限りです。

仲良しこよしで集った内閣、それをアメリカの意向を受けた高級官僚たちが日本国民のためではなく、自分達の身はしっかり守り、上手くアメリカのためにご機嫌を伺いながら政治を行っているのです。まるで幼児が両親の方を振り返りながら、これでいいのと了解を得ている様に思えてなりません。

基地問題、原発新設や再稼働などが良い例でしょう。TPPはアメリカ追従ではなく安倍政権の命題でアメリカ大統領の後押しをしようと言う事らしかったのですが、何か勘違いも甚だしいと言われています。

新しい大統領のトランプ氏はTPP反対なのですよ。


TPPと言えば農業分野が主に注目を浴びていますが、意図的ではと疑いたくもなりますが、TPPと保健医療制度の事は殆ど注目させないようにしています。

グローバルな保険会社、製薬会社、投資家の利益のためだけにTPPを承認し、日本の医療福祉制度を彼らに売り渡してしまおうと官僚たちは悪知恵を駆使しているようにしか思えません。日本の保険医療制度の根幹に関わる政策の選択肢を制限しようとしています。つまりは現行の国民皆保険制度を壊滅させようとしているのです。

今までのような安い医療費で日本国民が平等に医療を受けられることは出来なくなり、お金持ちだけが医療機関を利用することが出来る社会になりかねないと心配です。

政府は医療費の増加を問題にしているのですか。

財政的な問題ならどうして議員定数の是正や公務員の天下り、渡り(数年ごとに会社や財団などを渡り歩く)を規制しないのですか。そうすれば、十分すぎる程のお金が浮き、日本の農業や医療制度は高い水準のまま保たれると思いますが・・・。他にまだ本当の理由がありそうですね。

今のままでは、金持ちだけが最新医療を享受でき、貧しい人は、いちいち保険会社(保険に加入できたとして)の許可を得ながら治療を受けることになりそうです。

日本では6人に1人が貧困と言われています。彼らは医療機関への受診回数を減らすか、受診を我慢しなければならない現状を議員や官僚はご存知でしょうか。特に、子供に関しては切実です。将来の働き手、納税者を粗末にして日本国はどうなるのでしょうか。大変不安です。地方創生もあったものじゃありません。


TPPの情報開示に様々な理屈をつけ、秘密裏に事を収めようとするのは止めて、真実を国民に知らせ、国民的な議論を促す必要があると思います。

日本をどんな国にしていきたいのか、日本はどんな国になりたいのか、英知を集め、急がず、国民と共に議論を深めていく事が大切です。

TPP参加国の半数はアメリカの政治の行方を見極めるまで国内手続きを進めない方針と聞いています。なぜ安倍政権は国内手続きを急ぐのでしょうか。TPPを口実にして様々な制度改革を企んでいるのではないのでしょうか。

国民を欺き、置き去りにしてはなりません。

決して日本国は議員や官僚の持ち物ではありません。ましてやアメリカのものでもありません。

自民党さん、官僚の皆さん、日本国民の未来を摘み取る事はやめてください。


追伸

やはり、アメリカの新大統領はTPPからの離脱を明言しましたね。

安倍さん如何する? そら、言わんこっちゃない!