しゅうニャン市の欺瞞


いつの間にか周南市は“人がネコになれるまち”の宣言をしたようです。

最初は昨年のエイプリールフール、市長の冗談かと思っていましたが、一部の猫を飼っている人達にうけた事に気を良くしたのかしゅうニャン市を喧伝しようとしています。まるでネコオタクで幼児の様な発想です。このことが悪いとケチをつけるつもりは毛頭ありませんが、今、周南市の動物愛護の状況をみますと、とても胸を張ってしゅうニャン市と言えたものではありません。実際に木村市長が行っている事は、遺棄するな、給餌はするなと言っているだけです。

新周南市役所の建築現場の囲いには、しゅうニャン市と大きく描かれています。


山口県で殺処分されている動物の6割が周南市で、突出しています。
しかも、動物愛護団体が反対している残虐な方法で殺処分しています。野犬はなかなか捕獲が難しいのですが野良猫は簡単に捕まえることが出来ます。そのためか、周南市の様々な地域で野良猫がどんどんいなくなりました。一見良い事のようにみえますが、捕獲された動物の処分方法は残酷なものです。

最近多くの自治体では地域猫という考え方が定着しはじめ、捕獲した猫に自治体が補助金を出して避妊手術を施し、また元の地域に戻すという事が行われております。

周南市どうでしょうか?しゅうニャン市とはネコが多いまちと言っているのではなく「ネコのように自由にのびのびと居心地よく暮らせるまち」と説明しているようです。詭弁です。

しかし上記の様な施策が伴っていません。口では「ネコのように・・・・」と言いながら自分の飼いネコだけを大切にし満足しているように思えます。工事現場の壁に描かれたものを見ると、浅知恵が透けて見えとても嫌な感じを受けるのは当然でしょう。ネコが多いまちと言っているのではないとは何と浅はかな言い訳でしょう。本質は何か考えられないのでしょうか。


全国的にも○○ニャン市と名乗る自治体は数多くあります。
しゅうニャン市と名乗るからには他市に勝り、誇れる内容の行動を取ってほしいものです。

野良猫や野良犬の生存期間は5年くらいだそうですから、地域猫も10年もすればいなくなります。
一番重要な事は、住民に対する啓蒙活動です。安易に動物を遺棄し、身勝手に繁殖させ、給餌をむやみに禁止する事は、動物愛護法に違反し罰せられる事を行政は市民に知らせる義務があります。今のままでは周南市長は動物愛護法違反で罰せられます
自分が飼っている動物だけが幸せであればよいという身勝手な考えは棄て、動物と共生する社会を目指さなければなりません。愛猫家を自認する木村市長、自己愛だけで動物愛護者と勘違いしているようでは猫を飼う資格はありません。

東京オリンピックを控え政府も国民と一丸となって殺処分ゼロを目指している時に、今の周南市の動物愛護の状況は最低です。
この様な視点が周南市長には全く欠けている事を指摘し、猛省を促したい。
箱物をどんどん造るのを止め、少しは動物愛護法を勉強しましょう。

動物愛護は箱もの行政よりうまみがないとでも?一度禁断の木の実を食べた人に忠告しても無駄かもしれませんが、それでもなお私たちは訴え続けなければなりません。全てにおいて”沈黙することは彼らにとって好都合”であることを肝に銘じましょう。
”儲けさせてやるから黙って言う事を聞け”と、市長は箱もの行政に邁進しているように思えてなりません。

市民も自分たちの将来、まちの将来を考え、しっかり注視し、発言していかなければなりません。
動物愛護の表面つらを飾るだけでなく、中身を充実させなければなりません。

これじゃ、ただ単なるネコオタクじゃありませんか。


こんな基本的なことすら出来ない木村市長の周南市に未来はありません。

一日も早い教養のある市長の登場が待たれます。