周南市防災行政無線の施工遅延責任の所在は?

ビーム計画設計株式会社

本社所在地:岐阜県加納栄町7-30
(平成23年に現在地に移動。それまでの本社所在地不明)

昭和58年11月:設立
平成16年4月:資本金2600万円に増資

社長:久保正美
支店:東京、大阪、仙台、金沢、広島、福岡
事業内容:① 防災行政無線管理・計画・調査、② 消防システムの管理・計画・調査

事業①②で全国の市町村から受注。①では20か所以上。②も周南市を含めて20か所以上各地に支所を設けている。つまり下請けにやらせているからだろう。売り上げについては、全く分からず。取引銀行は十六銀行、大垣銀行、岐阜信用金庫。


平成29年7月19日午前8時58分
防災危機管理課 川崎課長に電話取材(0834-22-8208)

「ビーム計画設計の件ですが、防災行政無線工事からビーム社は指名停止になったという事ですが・・・」
「はい、7月4日付けで、ビーム社に対し指名停止を発令しました」

「昨年12月の段階で、調査不足ということから再調査を、この再調査にビーム社も参加していたのに、なぜ、ここで指名停止に」
「原因がビーム社の ”瑕疵(かし)” によることが判明したからです」

「なにが・・・」
「無線LANによる問題が生じたからです」

「工事遅延がビーム社にあるということは、当然、ビーム社に損害賠償を・・・」
「工事が5ヵ月遅れた原因はビーム社によるものですから、当然 損害賠償を請求いたします」

「話によると損害賠償金は5000万円になるとか・・・」
「どこから5000万円という金額が・・・」

「違うのですか」
「金額はまだ決定していません。未定ということです」

「未定ということは・・・」
「中味が確定していないという事です」

「その中味とは・・・」
「5ヵ月遅れたことで、施工者のパナソニック、德機電設が損害(経費など)が発生しています。この損害額の内容が確定していませんので」

「いつ頃ですか・・・」
「いま内容を精査しているところで・・・。確定すれば、5ヵ月延長による損害金をビーム社に請求いたします」


平成29年7月19日午後6時9分
ビーム計画設計 久保正美社長に電話取材(058-271-9111)

「周南市の方から、ビーム社に対し防災無線工事から指名停止を受けたということですが」
「はい、真摯に受け止めています」

「周南市の方は、ビーム社に対し、5ヵ月工事が遅れた責任に対し、損害賠償金を請求するという事ですが」
「まだ市の方から、その件に対して何の話もありませんので・・・」

「市から連絡がないということですが、すでに話題になっているので、それなりの事は」
「分からないのです。情報不足というか」

久保社長は、この件について何にも把握していないようだ。下請けに任せていたからだろう。

「そもそも、この問題の原因は、スタート段階での調査不足によるもので、スタートではビーム社の設計ミスが」
「スタートは、ビーム社、山口大学の松野教授、市の関係者によってです」

「最初は・・・」
「そうです」

「周南市では、本工事に対し、ビーム社が設計された(委託期間:平成26年7月~平成28年3月31日、委託額:2167万円)調査、計算図面、積算で工事請負契約が成立したと言っています。つまり支払われたと!?」
「はい。ただこの件について、こちらでも調査しなくては・・・」

「いずれにしろ、市の方は損害賠償金をビーム社に請求するといっています。その額も5000万円と」
「・・・・・・・」

「どうなんでしょう」
「賠償金によっては精査して答えを出すつもりです」

「この件で德機電設が、なにかからんでいると思いませんか」
「なんとも申し上げられません」


フリーランサー 周南太郎